夜のドライブも映える 新型「カマロ SS」の存在感

アメリカを代表するスポーツカーとして50年以上にも渡り造り続けられているシボレー カマロ。アメリカでは多くの人々を惹きつけてきただけでなく、時には映画やテレビドラマに採用されるなど、その存在感は高まるばかり。その影響もあり、今では日本においても若い世代から多くの支持を集めています。   


その理由は何よりも、アイコンとしてスポーツカーだと認識できるデザイン性にあります。現行型の6代目カマロは、初代をリスペクトした5代目からの流れを汲み、それをさらに洗練することで現代流のカマロを表現しつつ、力強い大胆なデザインながらもエアロダイナミクス性能にもこだわり、ヘリテージと機能性を両立することに成功しています。

特に最上級グレードのカマロSSは、ボンネットに専用のドーム型フードの採用やリアに専用のトランクスポイラー、さらに4本出しのエキゾーストエンドを備えるなど、雰囲気からも高性能を主張していることがわかります。エンジンをスタートさせれば、伝統を今に受け継ぐコルベットC7譲りのV8 OHVエンジンが発する鼓動に、ドライバーは刺激を受けることになるでしょう。

とはいえ、日常では“能ある鷹は爪隠す”と例えられるように、カマロは極めてマナーの良いドライビングを促します。今回のテーマでもある「ナイトドライブ」では、あくまでも控えめに、ドライバーを引き立てるように寄り添います。マグネティックライドコントロールを備えた足まわりは、453PS & 617Nmというパワー&トルクを支える一方で、日頃は10速オートマチックトランスミッションの効果もあり快適性を重視するため、デートに使うにも不快な思いをさせません。

しかもカマロには、ナイトドライブを演出するために独自のインテリアスペクトラムライディング(アンビエントライト)を装備しており、24色用意される豊富なカラーから選んで、ダッシュボードやセンターコンソール、ドアパネルなどを鮮やかな照明で彩ることができます。さらに3種類の点灯パターンも用意され、それを使えば車室内をショータイムのようにランダムに光を変化させることも可能です。

もちろんナイトドライブには欠かせないBGMは、カマロSSに標準装備されているBoseプレミアム9スピーカーオーディオシステムが極上のサウンドを演出。Boseが得意とするアクティブノイズキャンセリングにより、クリアかつ高音質でお好みの楽曲を聴かせます。

その効果は、高速道路を巡航している時も同様で、雑味のないBoseのサウンドは臨場感があり立体的な音像が特徴。ボリュームを絞っている状態でも耳に届きやすく、例え走行中でも音楽の感動を伝えてくれます。

そしてドライブの途中、小休止するためにカマロを停めて眺めてみれば、なぜ映画やテレビドラマに多く起用されるのか気づくはずです。実際この撮影中、数人の若者から「カッコイイですね〜」「画になりますね」などと声を掛けられ、中には無言でカマロに見とれて通り過ぎていく人もいたほど。このサミットホワイトのボディカラーは夜でもその存在感をより一層高める効果があるようです。

SPECIFICATIONS
シボレー カマロ SS

ボディサイズ:全長4,785×全幅1,900×全高1,345mm
ホイールベース:2,810mm
エンジン:V型8気筒OHV
総排気量:6,168cc
最高出力:333kW(453PS)/5,700rpm
最大トルク:617Nm(62.9kg・m)/4,600rpm
トランスミッション:10速AT駆動方式:RWD