【イベントレポート】2025.06.14
全国のシボレーが富士スピードウェイに集結!
「CHEVROLET FAN DAY 2025」
6月14日(土)、富士スピードウェイにて毎年恒例の「CHEVROLET FAN DAY 2025」が開催されました。今年も全国から新旧さまざまなシボレー車が集結!開場前の早朝からゲート前には長蛇の列ができるほど、多くのオーナーやファンの皆様がこの日を心待ちにしていた様子が伺えました。サーキットならではの豊富なイベントメニューが多数用意され、レーシングコースでは回を重ねる度に上達するオーナーもいれば、年に一度の交流の場として楽しみにしている人など、さまざまな笑顔が印象に残りました。

毎回、新たなモデルの発表が注目を集めるこのイベント。今回披露されたのは、史上最強のコルベットと称されるコルベットZ06のオープンモデル「コルベットZ06コンバーチブル」。さらに、約30年ぶりの採用となるコンペティションイエローに、ブラックのアクセントラインが際立つ限定モデル「コルベット YELLOW JACKET EDITION」も同時に発表。両モデルは、この日から正式に販売が開始されました。
プレス向けに行われた発表会では、GMジャパン代表 若松 格が登壇し、2台の特徴を自ら解説。特にコルベットYELLOW JACKET EDITIONに採用されたイエローカラーとコルベットの深い関係性についても紹介しました。このカラーは初代コルベットまで遡る歴史を持ち、C5以降の歴代レーシングマシンにも施されてきたもの。コルベットにとって特別な意味をもつ象徴的なカラーであることが強調されました。


Z06コンバーチブルは、WECやIMSAなど耐久レースで培われた技術を取り入れたレーシングマシンのDNAを受け継ぐ1台。その高いパフォーマンスに、開放感あふれるオープンエアの爽快感が融合。ルーフは48km/h以下であれば約16秒で開閉が可能など、特別な日に楽しむには最高な1台。サーキットではレーシングスピードを満喫できる一方、サーキットまでの往復の移動ではオープンエアを味わえるなど対極の二面性が特徴で、CHEVROLET FAN DAYのような走る喜びを共有するサーキットイベントに参加するにも相応しいコンセプトの元に開発されました。
これまで毎回、晴天に恵まれてきた本イベント。しかし、今回は朝から曇り空が広がり、午後からは雨予報というあいにくの天気。それでも参加者の表情が曇ることはありませんでした。その空気を特に印象付けたのが、レーシングコースを使用した参加型のサーキット走行。スポーツ走行やアクティブ走行、エンジョイ走行など、レベルに応じて参加できるようにプログラムが組まれていますが、午後から雨に見舞われた中で参加したドライバーは、ウエット路面だからこそ痛感した、愛車が見せるスタビリティの高さや忠実なコントロール性に感動した模様。日常ではなかなか体感できない特別なドライビング体験となり、多くのドライバーに「走る歓び」を再認識させてくれたようです。


コルベットドライビングアカデミーのチーフインストラクターを努めた、現役レーシングドライバーの荒聖治氏もイベント後半に行われたトークショーで「コルベットの完成度には正直、驚きました」とコメント。「ミッドシップになったことでコーナリング時の安定性が素晴らしい!」と感心し、フロントエンジン時代から飛躍的に完成度が向上していると言葉を重ねました。
もちろん、レーシングコース以外でもさまざまな体験型コンテンツが楽しめるのもCHEVROLET FAN DAYの魅力のひとつ。なかでも注目を集めていたのが、マスターメカニックと一緒にV8エンジンの仕組みを学べる15歳以下を対象とした「わくわくキッズメカニック体験」。マスターメカニックによる講義の後に行われた「NASCAR® Next Gen Chevrolet Camaro ZL1」をモデルにしたLEGO(全328ピース)を60分以内に組み立てるゲームは大盛り上がり。時間内に終了すれば完成品がプレゼントされるというだけに参加者の皆さんが真剣な表情で挑んでいたのが印象的でした。


また、トークイベントではMCを努めるピストン西沢氏が巧みなトークで会場を大いに盛り上げ、笑顔の絶えないひとときに。ピット内ではニューモデルの展示や多彩なコンテンツに加え、公式フェイスシールが配られる“映える”演出も多数登場。SNSに投稿すればステッカーがプレゼントされるなど、オーナー同士の交流も自然と生まれ、終始にぎわいに満ちた空間となりました。
そして、今年も「コンクール デレガンス」を開催。エントリーされたコルベットとカマロから1台ずつを来場者が選出するほか、取材に訪れたプレス関係者が選ぶメディア特別賞として1台が選ばれました。今回、受賞したのは、個性的にカスタムされたカマロと、WECに参戦するZ06 GT.3Rのカラーリングが施されたコルベットZ06。メディア特別賞は、オリジナルが美しく保たれた状態のC6コンバーチブルの3台。オーナー様の愛車に対する思い入れが深い仕上がりで、雨に濡れていてもその存在感は別格。常に際立っていました。


イベントの締めくくりは、富士スピードウェイのホームストレートに参加車両が一堂に並び記念撮影。その後は、そのままコースを一周するパレードランへと続きました。新旧多くのコルベットとカマロが連なって走る姿は、雨の中でも圧巻。むしろ、水しぶきを上げながら走るその光景は、偶然が生んだ特別なワンシーンとなりました。






INFORMATION

コルベットZ06 コンバーチブル
レーシングカー「C8.R」からの知見と経験を細部に採り入れた、コルベットZ06に、オープンエアの爽快感を融合させたコンバーチブルモデルがデビュー。646PS&623Nmを誇るV8DOHCエンジンを搭載し、サーキットでの使用に十分に応えるBrembo製®パフォーマンス カーボンセラミックブレーキを標準装備。エクステリアカラーは、アークティックホワイトとシーウルフグレートライコートの2色を用意しました。

コルベット YELLOW JACKET EDITION【30台限定】
メタリックに輝く「コンペティションイエロー」を国内で初めて採用した特別限定車。ブラックのスティンガーストライプやアクセントパーツの組み合わせにより力強さと俊敏さ、そしてアグレッシブな個性を印象付け、コルベットの圧倒的な存在感と比類なきパフォーマンスを表現しました。

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